当院では運動器リハビリテーションを治療の中心に据えております。飲み薬や貼り薬を出して様子を見るだけではなく、ケガや病気の原因を修正することが最も重要であると考えています。

リハビリテーションの理念

運動器リハビリ

“運動器“とは骨・関節・筋肉といった、身体を支えたり動かしたりするための組織・器官の総称です。その“運動器“の疾患としては、骨折や打撲、捻挫などの「外傷」、変形性関節症、腰痛や肩こり、スポーツ障害などがあります。それらによって、仕事や日常生活、スポーツ動作などが正常にできなくなり、生活の質が低下した状態を元に戻すのがリハビリテーションの概念です。

元に戻る以上を目指したい

リハビリテーションという言葉自体が元に戻すという意味ですが、当院では疾患の根本的な原因を修正し、再発しにくい身体づくりを目標にしていきます。痛みが取れたからおしまいではなく、身体のケアを習慣づけるように指導させていただきます。

オーダーメイドのリハビリ

運動療法

運動療法は筋力強化や関節・筋の機能改善を図っていくことが中心になっていきます。治療内容は疾患や年齢、仕事などの生活背景を考慮してオーダーメイドで作成していきます。

消炎鎮痛、固定など

ケガしたばかりなど痛みの強い時期は、運動療法で動かさずに炎症を改善させる治療を開始します。アイシングをしたり、超音波機器での治療など様々です。
また、安静を図るためのテーピングや装具固定なども一つの方法です。

超音波での骨折治療

当院では超音波骨折治療器の「アクセラス2」を導入しております。これは超音波の力で骨折部を刺激することにより、約40%骨折治癒を早めるという器具です。骨折が上手く治癒できず偽関節になってしまった場合や、疲労骨折でも使用できます。
・通院での使用のみです。
・1回の治療では効果を発揮しづらいため、頻回に通院する必要があります。